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知識で学ぶ / 端末の基礎知識

スマホ機種 図鑑(写真つき)

お客様の「今のスマホ」を聞いて、何年前の機種か・どのキャリアの端末か・何を話すとよいかがすぐ分かるようにするための資料です

1この資料の使い方:機種が分かると何が分かる?

機種名を全部覚える必要はありません。「何年前の機種か」をつかむことができれば十分です。そこから会話を広げます。

① 機種名を聞く(見せてもらう)
「今お使いのスマホは何ですか?」と聞く。分からないお客様には、画面を見せてもらいます。
※お客様のスマホを勝手に操作しない。「ご自身で開いていただけますか?」とお願いする
② この資料で「何年前か」を見る
Web版なら上の検索窓に入力、または③iPhone・④Androidの表で発売年を確認します。
③ 年数からお困りごとを想像する
〜2年 新しい。買い替えの話は急がず、料金や回線の話をする
3〜4年 バッテリーが弱ってくる時期。「電池のもち、どうですか?」と聞く
5年以上 動作の遅さ・OSの更新・カメラの古さ。買い替えを考えやすい時期
④ 質問で確認してから提案する
「古いから替えましょう」と決めつけない。お客様自身の困りごとを聞き出してから提案します(→⑥現場トーク)。

機種名の確認方法(お客様にお願いする手順)

iPhone
  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」→「情報」
  3. 「機種名」に iPhone 13 などと表示される
Android
  1. 「設定」を開く
  2. 一番下の「デバイス情報」「端末情報」「スマートフォンについて」など
  3. 「モデル」「型番」に SO-51A などと表示される(→⑤型番の見方)

2日本のケータイ・スマホの歴史(キャリアの動き)

お客様が長く使っているキャリアでは、「いつから何を使ってきたか」が分かると話が通じやすくなります。金色の点は特に大事な出来事です。

1999年ドコモ「iモード」開始。ガラケーでネットが使えるようになる
2001年ドコモ「FOMA」開始(3G)。その後au・ソフトバンクも3Gへ
2008年7月SBソフトバンクが日本初のiPhone(iPhone 3G)を発売
2010年ドドコモがXperia(初代)を発売。Androidスマホが広まり始める。ドコモのLTE「Xi(クロッシィ)」が開始
2011年10月auauがiPhone 4SでiPhoneの取り扱いを開始
2012年au・ソフトバンクも4G LTEを開始。スマホの主流が4Gになる
2013年9月ドドコモがiPhone 5s/5cでiPhoneの取り扱いを開始(3キャリアすべてがiPhoneを扱うようになる)
2014年「Y!mobile(ワイモバイル)」誕生。サブブランド・格安SIMが広まり始める
2020年3月5Gサービス開始(ドコモ・au・ソフトバンク)。4月に楽天楽天モバイルが本格参入
2021年3月オンライン専用プラン「ahamo」「povo」「LINEMO」が開始
2021年10月SIMロックが原則禁止。これ以降に発売された機種はどのキャリアのSIMでも使いやすくなった
2022年3月末auauの3Gサービス終了
2024年4月SBソフトバンクの3Gサービス終了(石川県の一部は2024年7月まで延長)
2026年3月末ドドコモのFOMA(3G)・iモード終了 → これで3キャリアの3Gがすべて終了
⚠ 「3G停波」は終わった話
3キャリアとも3Gはすでに終了しています。今お客様が使えている機種は、4Gか5Gに対応した機種です。「もうすぐ使えなくなりますよ」は事実と違うため言わない(→⑥現場トーク)。
🏷 カードの印の見方と、機種の比較
✅ OS更新中 まだOSのバージョンアップがある ⚠️ セキュリティのみ OSの更新は終わり、安全のための更新だけ続いている ⛔ アップデート終了 更新がすべて終わった(新しいアプリが使えなくなったり、安全性が下がったりする)
⛔ 修理受付終了 メーカー・キャリアで修理を受け付けていない ⛔ 補償サービス対象外 ケータイ補償・あんしん保証などで直したり交換したりできない
目安 が付いているものは、公式発表が見つからず発売年などから推定した値です。付いていないものは公式発表で確認した値です。
比較:各カードの「+ 比較に追加」で最大4機種を選び、画面下の「比較する」を押すと、スペック・価格・サポート状況を並べて比べられます。表の中で「今の機種」を選ぶと買い替え提案モードになり、何が良くなるかをまとめて表示します。
絞り込み:
📊 機種の比較

3iPhone 全機種図鑑(写真つき)

iPhoneは名前の数字=世代です。数字が大きいほど新しくなります(例外:「SE」「X」「XS/XR」「Air」「e」)。新しい順に並んでいます。「何年前」は今日の日付から自動で計算しています。写真はApple公式サポートの「iPhoneのモデルを識別する」に掲載されている製品画像です(表・裏・カラー)。

見た目でざっくり見分ける

見た目当てはまる機種
画面の下に丸いホームボタンがあるiPhone 3G〜8 Plus、iPhone SE(第1〜第3世代)。SE(第2・第3世代)以外は古い機種
画面の上に黒い切り欠き(ノッチ)があるiPhone X、XS、XS Max、XR、11、11 Pro、11 Pro Max、12、12 mini、12 Pro、12 Pro Max、13、13 mini、13 Pro、13 Pro Max、14、14 Plus、16e
画面の上に楕円形の黒い部分(Dynamic Island)があるiPhone 14 Pro、14 Pro Max、15シリーズ全機種、16シリーズ全機種(16eを除く)、17シリーズ、Air、18 Pro/Pro Max
充電の差し込み口がUSB-C(上下対称の楕円形)iPhone 15シリーズ以降、16e、17e、Air。ライトニング(細長い端子)ならiPhone 5〜14シリーズ・SE、幅広の30ピンなら3G〜4s
背面のカメラが3つ11 Pro/Pro Max、12 Pro/Pro Max、13 Pro/Pro Max、14 Pro/Pro Max、15 Pro/Pro Max、16 Pro/Pro Max、17 Pro/Pro Max、18 Pro/Pro Max
💡 覚えておくと便利なポイント
・5G対応はiPhone 12シリーズ以降と、SE(第3世代)から。それより前の機種は4G(3G〜4sは3G)
・最新のiOS 27に対応しているのはiPhone 11シリーズ・SE(第2世代)以降(2026年秋時点。iOS 26と同じ機種)。XS・XS Max・XR以前は最新iOSにできない
・iPhone 17・17 Pro・17 Pro Max・Air以降、日本で販売されているモデルはeSIM専用(SIMカードを挿す場所がない)。機種変更やMNPの際はeSIMの手続きになる
・「Plus」「Pro Max」=画面が大きい、「mini」=小さい(12・13のみ)、「e」「SE」=価格を抑えたモデル

4Android 機種図鑑(写真つき)

日本のキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・Y!mobile・UQ mobile・楽天モバイル)で販売された機種を、シリーズごとに1機種ずつ・新しい順に並べています。カードにはキャリアごとの型番も載せているので、お客様の端末に表示された型番(例:SO-51E)を上の検索窓に入れれば、その機種のカードがすぐ出てきます。

💡 シニア向け・タフネススマホのお客様
シニア向けのスマホ(らくらくスマートフォン、BASIO、シンプルスマホ、かんたんスマホ)をお使いのお客様は、操作に慣れていることを大事にしていることが多いため、使い方が変わる不安にまず寄り添います。
TORQUE(トルク)は防水・耐衝撃に強いタフネススマホで、現場仕事の方に多い機種です。
ガラホ(4Gケータイ)=見た目はガラケー(折りたたみ)でも中身は4G。3Gが終わった今も使える機種です。

5型番の見方:どのキャリアの端末で、何年頃の機種か

Androidのキャリア版は、機種名とは別にキャリアごとのルールで「型番」が付いています。型番を読めばどのキャリアで買った端末かとだいたいの年が分かります。
※iPhoneとGoogle Pixelにはキャリア別の型番はありません(機種名で判断します)。

まずは形で見分ける

型番の形キャリア例
英字2文字+ハイフン+数字+英字ドドコモSO-51A、SH-01L、SC-52D
英字3文字+数字(ハイフンなし)auau(UQ mobileも同じ)SOG01、SHG07、SCV38、KYV44
数字3桁+英字 または A+数字3桁+英字SBソフトバンク・Y!mobile901SO、A402SO、A403SH

メーカーを表す英字(3キャリア共通のことが多い)

英字メーカー主なシリーズ
SOソニーXperia
SHシャープAQUOS、シンプルスマホ、かんたんスマホ
SCサムスンGalaxy
F / FC / FCG富士通・FCNTarrows、らくらくスマートフォン
KY / KC京セラTORQUE、DIGNO、BASIO、かんたんスマホ
OP / XI / ZT などOPPO / Xiaomi / ZTE などOPPO Reno・A、Redmi など
ドドコモの型番
2020年以降: SO-51A
・5x=5G対応機種、4x=4G機種
・最後の英字=年度(冬モデルから新しい英字)
英字ABCDEFG
年度2020202120222023202420252026
2019年以前: SO-01L
・数字は01、02、03…の通し番号
・最後の英字が年度(2008年度のAから始まり、Iは使わない)
英字GHJKLM
年度201420152016201720182019
例:SO-51E=Xperia 1 VI(2024年度)/SO-01L=Xperia XZ3(2018年度)
auauの型番
SOG01=SO(ソニー)+G(5G)+01(通し番号)
3文字目の英字が通信方式(時代)を表します。
3文字目時代例
G5G(2020年〜)SOG01、SCG01、SHG07
V4G VoLTE(2015〜2020年頃)SOV31、SCV38、SHV40
L4G LTE初期(2012〜2014年頃)SOL26、SHL21
IS/W など3G時代(2011年頃以前)IS03、ISW11
数字が大きいほど新しい機種です。「V」や「L」が付いた機種はかなり古いと考えてOK。
SBソフトバンク/Y!mobileの型番
A402SO=A4(2024年頃)+02(通し番号)+SO(ソニー)
型番の頭年の目安
A0xx〜A5xxA0=2020年、A1=2021年、A2=2022年、A3=2023年、A4=2024年、A5=2025年…
9xx2019年頃
8xx・7xx2018年・2017年頃
6xx以下2016年以前(かなり古い)
例:A402SO=Xperia 10 VI(2024年)、A403SH=AQUOS wish4(2024年/Y!mobile版はA402SH)
楽天楽天モバイル
楽天モバイルには決まった型番ルールがなく、メーカーの型番そのままのことが多いです。「Rakuten Hand」「Rakuten BIG」「Rakuten Mini」は楽天オリジナルの機種(2020年頃〜)です。

SIMフリー版(家電量販店・メーカー直販)
キャリアの型番ルールに当てはまらない型番(例:XQ-〜、SH-M〜 など)は、SIMフリー版の可能性があります。

6現場での使い方:機種から会話を広げる(◎良い例/×NG例)

機種の知識はお客様の困りごとを聞き出すきっかけとして使います。知識を見せつけたり、不安をあおったりするためのものではありません。

機種を聞くとき

「今お使いのスマホって、どれくらい使われてますか?」
なぜ効く:機種名が分からないお客様でも答えやすい。「3年くらいかな」から自然に話が広がる
(何も言わずにお客様のスマホを手に取って設定を開く)
NG理由:個人情報の塊。必ず許可をもらい、操作はお客様自身にしてもらう

年数から困りごとを聞くとき

「iPhone 11ですと2019年の機種なので、けっこう長く使われてますね。電池のもちはいかがですか?」
なぜ効く:事実(発売年)+質問。決めつけずにお客様に感じていることを話してもらえる
「iPhone 11はもう古いのでアップデートできませんよ」
NG理由:事実と違う(2026年秋時点で最新iOSに対応)。間違った説明は不実告知になる

3G・古い機種の話題

「ちなみに、今お使いのケータイは折りたたみのタイプですか?ご家族の方で古いケータイを使われている方はいらっしゃいますか?」
なぜ効く:ご家族のケータイの状況を確認でき、家族まとめての相談につながる
「その機種、もうすぐ使えなくなりますよ!今のうちに替えないと」
NG理由:3Gは2026年3月までに全キャリアで終了済み。今使えている機種が急に使えなくなることはない。不安をあおる勧誘はコンプラ違反

eSIM・SIMの話題

「新しいiPhoneはSIMカードではなく『eSIM』という方式になります。切り替えの手続きは一緒に進めますのでご安心ください」
なぜ効く:変わる点を先に伝え、不安を安心に変える
「eSIMなので、あとはご自身で設定してください」
NG理由:手続きでつまずくと通話できない状態になり、クレームの原因になる
‼ 守ること
・「古い=ダメ」と決めつけない。大事に長く使っているお客様もいます。まずは気に入っている点を聞く
・分からない機種は分からないと言う。「確認しますね」とこの資料や公式サイトで調べる。あいまいな知識で言い切らない
・お客様のスマホの中身(写真・メッセージ等)は見ない・触らない

7よく出る用語 ミニ辞典

ガラケー
折りたたみなどの昔ながらの携帯電話。3G時代のガラケーは3Gの終了とともに使えなくなった。
ガラホ(4Gケータイ)
見た目はガラケー、中身はAndroidベースの4G携帯。今も使える。
3G/4G/5G
通信方式の世代。数字が大きいほど新しく速い。3Gは全キャリアで終了済み。
キャリア版/SIMフリー版
キャリアの店で買った端末がキャリア版。量販店やメーカー直販の端末がSIMフリー版。型番の形が違う。
SIMロック
他社のSIMを使えないようにする制限。2021年10月以降の機種は原則ロックなし。それより前の機種はロックがかかっている場合がある。
eSIM
本体に内蔵された、書き換えできるSIM。カードの差し替えが不要。iPhone XS/XR以降が対応し、iPhone 17シリーズ以降(日本版)はeSIM専用。
OSアップデート
スマホの基本ソフト(iOS/Android)の更新。更新が止まった機種は新しいアプリが使えなくなったり、安全性が下がったりする。
サブブランド
大手キャリアの割安ブランド(Y!mobile、UQ mobileなど)。型番は親会社と同じルール。
📌 情報の時点について
2026年9月時点の情報です。新しい機種は毎年、春・夏・秋冬に発売されます。発売日・対応状況は、接客の前に各社の公式情報で確認してください。